序文
1996年に講談社「ヤングマガジン」にて連載がスタートしたカイジ。
シリーズ累計発行部数は2100万部を超える大ヒットコミック。
2009年に公開された「カイジ 人生逆転ゲーム」、2011年に公開された「カイジ2 人生奪回ゲーム」に続き9年ぶり、3作品目となるがこの作品でシリーズ最終回となる。原作は福本伸行さん。監督は佐藤東弥。
あらすじ
この日本で盛大に開催された東京オリンピック。だがその終了を機に、日本の景気は物凄い速さで失速していった。お金を持っているものが強者となり、お金の無いものは弱者として肩身狭く生きてくことに…自墜落な生活を送っていたカイジは派遣会社で働き、薄っぺらい給料袋を受け取り生活していた。
そんなとき、1、2作品でカイジと対決していた帝愛グループの大槻に出会い、金を持て余している老人主催の一攫千金イベントを知る。「こんなもの無理だ!」と断るカイジだったが大槻の言葉に乗せられて…
第1、2作品では「限定ジャンケン」「鉄骨渡り」「Eカード」「沼」など斬新かつスリルなゲームでの対決だったが、今回のファイナルシリーズでは原作にはない誰でも参加可能で多くの人で1つのものを奪い合うバベルの塔。信頼や名声、友人や家族との絆が試される最後の審判。当たりは1つ、それ以外には剣山のようなものが待っているドリームジャンプやゴールドジャンケンと言った新しいゲームで対決します。
キャスト紹介
伊藤カイジ役⇨藤原竜也
・定職につかない典型的なダメ人間。
・友人の借金の保証人になってしまいその肩代わりに帝愛グループ主催の死のゲームに参加。
高倉浩介役⇨福士蒼汰
・とあるプロジェクトの中心人物。
・首相首席秘書
桐野加奈子役⇨関水渚
・第2回若者救済イベントの勝者。
・カイジと共に行動する。
廣瀬湊役⇨新田真剣佑
・若者救済イベントの主催者である東郷の秘書。
黒崎義裕役⇨吉田鋼太郎
・カイジが働いている派遣会社の社長。
・今回のカイジの対決相手
大槻太郎役⇨松尾スズキ
・帝愛地下帝国で共に働いていた、あだ名はハンチョウ
・現在は帝愛グループの経営する会社の社長
坂崎孝太郎役⇨生瀬勝久
・カイジ2でカイジと共に帝愛グループと戦った仲間。
遠藤凛子役⇨天海祐希
・第1作品目に登場した帝愛グループの幹部
西野佳志役⇨山崎育三郎
・高倉の部下
高瀬強士役⇨前田公輝
・帝愛グループの人間
菅原太一役⇨瀬戸利樹
・カイジが参加したバベルの塔の参加者
最後の審判挑戦者役⇨篠田麻里子
・カイジが挑戦する前に対決していた挑戦者
渋沢総一郎役⇨金田明夫
・総理大臣
東郷 滋役⇨伊武雅刀
・大富豪