序文
「パラノーマル・アクティビティ」シリーズの監督として知られているジェイソン・ブラムス製作のもと、主役のゴードン・モズリーを演じたジョエル・エドガートンが脚本・監督を務めたサイコスリラー。
主役はジョエル・エドガートンの他に「それでも恋するバルセロナ」や「アイアンマン3」に出演しているレベッカ・ホール、「ハンコック」や「モンスター上司」シリーズのジェイソン・ベイトマンが務めている。
この映画はサイコスリラーとは言っても、音響効果や映像で観客の不安を煽るものではなく、人間心理に直に訴えかけてくる巧みなストーリー性や様々な側面を持つキャラ設定が魅力となっている。
あらすじ
セキュリティ会社で成功を収めたサイモン(ジェイソン・ベイトマン)と妻のロビン(レベッカ・ホール)は、サイモンの生まれ育った街に引っ越してきた。
そこで偶然、サイモンの高校時代の同級生、ゴードン・モズリー(ジョエル・エドガートン)に出会う。
そこから、ゴードンはことあるごとにサイモン夫婦の家を訪れ、理由をつけてはギフトを置いていくようになる。
ロビンは親切心からの行動だと歓迎するが、サイモンは高校時代にそれほど仲の良くなかったゴードンの行動に対して不信感を抱き始めた。
そして、サイモンはゴードンに直接これ以上近寄るなと言い放ってしまう。
その後、飼い犬が行方不明になったり、家の池にいた鯉が全て死んでしまったりとサイモン夫婦の周りで不穏なことばかり起きるようになる。
サイモン夫婦は全てゴードンの仕業だと感じ、ゴードンの行方を探すが見つからず。
そんな中、ゴードンからサイモン宛に手紙が届き、そこには「過去のことは水に流す」と書かれていた。
ロビンはそこから、夫・サイモンへの不信感とゴードンの影に怯えるせいでどんどん不安定になっていってしまう。
サイモンはゴードンとの過去に何があったのか。ゴードンの目的はなんなのか・・・。
キャスト
ゴードン・モーズリー → ジョエル・エドガートン(声:小原雅人)
・サイモンと高校時代の同級生
・サイモン夫婦にギフトを頻繁に持ってくる
・過去にサイモンと何かあった・・・?
サイモン → ジェイソン・ベイトマン(声:佐久田脩)
・セキュリティ会社で成功を収めている
・妻に優しく、人当たりもいい完璧夫
・どこか裏がある・・・?
ロビン → レベッカ・ホール(声:加藤美佐)
・子供を流産した過去があり、傷を抱えている
・ゴードンのことは少し気味悪く思っている
・夫のゴードンに対する対応に不信感を持つ
ルーシー → アリソン・トルマン(声:川村瑠璃)
・サイモン夫婦の隣に住む主婦
・子供が生まれたばかり
・ロビンの相談相手になってくれる
ケヴィン・“KK”・ケラー → ティム・グリフィン(声:瀧村直樹)
・サイモンをヘッドハンティングした人物
・サイモンにライバルの名前を教えてしまう
・サイモンやロビンとプライベートでも仲良くなる