そして、言い訳がましいですけれど…もっかその特集の入稿中であります。締め切りに追われておりますので取り急ぎ、福助さんの写
真のみの掲載とさせていただきます。などと、お詫びを書き込んでいるうちに…今月の舞台を思い出してしまう私でした…。みなさんも、八月の納涼歌舞伎はご覧になりました? 真景累ケ淵(しんけいかさねがふち)で福助さんが演じた豊志賀の恐ろしかったこと。ラストシーンではつい「ギャ-!」と悲鳴をあげてしまったほどでした。また、凄まじい女の執念を剥き出しにしながら、豊志賀が血を吐いて死に絶える様子が本当に恐ろしかった。
でも取材中にわかったのですが、あの血糊はなんと体によい沖縄の黒砂糖なんですって…。
さてさて、写真は「浮かれ心中」で、おすずと花魁帚木の二役を演じる福助さん。一幕目は花嫁姿で登場しますが、そのこしらえなども特集で紹介します。では、この辺で原稿書きに戻らせていただきます。
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