本誌では紹介できなかった
黒田泰蔵さんの白磁
今月の担当者/矢野文子(本誌編集部)
先月は東京・千駄木にある武者小路千家東京稽古場の茶室「半床庵」とお庭をご紹介しました。
今回は、黒田さんの白磁の数々を家元後嗣・千方可(まさよし)さんのお見立てでご紹介いただきます。
同稽古場の2階広間も少しだけ拝見しました。
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千さんがご自身でお茶をたてるときに湯冷ましを入れて使っている、黒田さん作のミルクピッチャーとソーサー。 |
黒田さん作の花入にあわせて塗蓋をつくり、細水指として使っているもの。 |
大人数での茶会などに使用されている2階の広間には、足腰の悪い方や外国人のお客様のために、正座をしなくてすむよう足入れがつくられています。 |
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当代家元・不徹斎好みの青漆(せいしつ)の天目台にのせて。黒田さんの白磁独特の、鋭く切れるよう
な口縁が際立ちます。
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広間の床の間には、黒田さんの瓶子(へいし)形の花入に白玉
椿を生けて。
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