取材現場から
 本誌6月号「NYで見つめ直す“茶の湯”の現在進行形」のピエール・セルネさんのご紹介。



ニューヨーク流茶の湯

今月の担当者/石塚昌子(本誌編集部)

本誌6月号の「NYで見つめ直す“茶の湯”の現在進行形」にご登場いただいたピエール・セルネさんはニューヨーク在住のフランス人。数年前から茶の湯を習い始め、その面 白さに開眼し、移動式茶室を開発してパフォーマンスまでやるようになりました。ニューヨークのタイムズスクエアをはじめ、アメリカ各地やブラジルなどで、持ち運びできる“スケルトン茶室”を建てて茶事を催しているセルネさんを、もう少し詳しくご紹介させていただきます。


これは、なんとあのニューヨーク、タイムズ・スクエアで行われたお手前の写 真だそうです。道行く人たちもびっくりのパフォーマンスだったと思います。

有名な画廊ソナベント・ギャラリーでのお手前。まわりの人たちは興味津々。このあと観客も参加して、お茶を体験していました。


ピエールさんのご自宅は屋上に茶室(!)のあるタウンハウス。インテリアとして着物が飾られていました。デザートは「抹茶スフレ」。抹茶のさわやかな香りが、ふんわりとしたスフレにぴったりのこのデザートは、ピエールさんのお手製です。「簡単 なんですよ」とおっしゃいますが、甘みがおさえめで、たいへんおいしゅうございました。


お点前が終わってほっと一息のピエールさんと一服ちょうだいした編集部・石塚。いいお服加減でございました。



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